「雪道運転の緊張から解放された!」 久しぶりに乾いたアスファルトが見えて、気持ちよくアクセルを踏み込んだ瞬間、「バチッ!」という衝撃音と共にフロントガラスにヒビが……。
実は、雪が降った直後や春先の雪解けシーズンは、一年の中で最も飛び石被害が増える時期の一つです。
なぜ雪のない道路で飛び石が増えるのでしょうか?
そこには、冬特有の道路事情が深く関係しています。
理由1:路面に撒かれた「滑り止め剤」の残り
積雪や凍結があった際、道路には凍結防止剤(塩カル)と一緒に、スリップを防ぐための「砂」や「砕石」が大量に散布されます。
雪があるうちは雪に埋もれていますが、雪が解けると、この大量の小石が路面にむき出しの状態で残ります。
これが、前走車によって巻き上げられ、後ろの車に襲いかかるのです。
理由2:スタッドレスタイヤの「挟み込み」
- 柔らかいゴムと深い溝が、路上の小石をガッチリと挟み込みます。
- その状態で高速道路やバイパスに入り、スピードを出します。
- 遠心力でタイヤが変形した瞬間、挟まっていた小石が「弾丸」のように後方へ発射されます。
夏用タイヤよりも小石を拾いやすく、また放出しやすい構造であることが、被害を増やす一因です。
理由3:荒れたアスファルトが凶器に
冬の間、道路のアスファルトは過酷な環境にさらされています。
水分がアスファルトの隙間に入り込んで凍結・膨張を繰り返すことで、路面には無数のヒビ割れや「ポットホール(穴)」が発生します。
こうして剥がれたアスファルトの破片自体が、飛び石となって飛んでくるケースも少なくありません。
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